お泊りデイとショートステイの違いとは?

お泊まりデイサービスのスタッフになろう

ショートステイとの違い

ショートステイとの違い

「ショートステイ」とは?

短期入所生活介護とも呼ばれるショートステイは、要介護者が数日~1週間くらいの短期間、施設に入所できるサービスです。連続利用期間は最長30日まで、と決められていますが、料金を全額自己負担すれば31日目以降も利用可能です。
ショートステイは要介護認定を受けた人や40歳~64歳で特定疾病で要介護と判断された人であれば利用でき、スタッフから食事や入浴、排せつなどの身体介護を受けたり、リハビリテーションやレクリエーションなどを受けたりする施設です。

ショートステイのタイプは2つ

在宅で介護をしている人が冠婚葬祭など急な用事などで外出しなければならないときや介護をする人が体調を崩したとき、休息をとりたいときに利用できるショートステイには、特別養護老人ホームや介護老人保健施設に併設された「併設型」とショートステイ専門の施設に宿泊する「単独型」の2つのタイプがあります。どちらも4日以上利用する場合はケアマネジャーがケアプランを作成しなければなりません。

お泊りデイとショートステイ、料金が安いのは?

日中デイサービスを利用した人が夜間もそのまま宿泊できるお泊りデイですが、以前は施設によってサービス内容や利用料金にバラつきがありました。しかし、厚生労働省がガイドラインを発表して運営基準を設けて以降、「安心して利用できる」としてお泊りデイの需要が高まっています。しかし、費用が介護保険の対象外ということで高齢者の負担も懸念されています。お泊りデイの利用料金が1,000円や3,000円と比較的リーズナブルな施設もありますが、あまりに安価だとサービスの内容が不十分になってしまうのではないか、といった不安もあります。
一方、ショートステイは介護保険の対象なので3,000円くらいの手頃な料金でも十分なサービスが期待できます。しかし、安価で十分な介護サービスが受けられるとあって人気が高く予約が常に一杯、という問題点もあります。ショートステイは3ヶ月前から利用を受け付けていますが、1~2ヶ月前でないと予約がとれないケースがほとんどです。そのため、急な用事などで家を空けることになった場合などイレギュラーな事態には対応できないことがあります。
利用料金が高額になる可能性があるお泊りデイと手頃な価格で利用できるものの融通が利かないショートステイ。どちらにも長所と短所があります。今後はもっと利用しやすいように整備がすすむことを期待するばかりです。

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需要が高まっている理由
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在宅介護を行っている人にとって、気軽に利用できるお泊りデイはいざというときの心強い味方です。介護を受ける要介護者にも負担はほとんどありません。自宅から施設まで移動する必要はありますが、割安で利用できるショートステイよりも慣れた環境で過ごせるお泊りデイを好む人もたくさんいます。